ファンシーラットをお迎えしたら、いつから触っていいの?

よく動物をお迎えした初日は「薄暗くしてソッとしておく」と言われるものですが、実はファンシーラットの場合はその限りではありません。

なんと、ファンシーラットはいきなり触ってOK

もうそれこそ小動物の概念をひっくり返すと思うのですが、ファンシーラットはお迎え当日からいきなり触ってOKです。
ただし、活餌発送などで寝不足であったり疲れているなと感じる場合はまずしっかり寝かせてあげてくださいね。
逆にセオリー通り「薄暗くして環境に慣れるまでソッとしておく」なんてすると人間不信になってしまったり警戒心を高めてしまう、なんてこともあります。

スキンシップをとって社交的にしつける

お迎え直後のラットの場合、人間に対し社交的になるようしつける必要があります。
そのため、お迎え直後から馴れるまではなるべく時間をかけてスキンシップをしてあげてください。
最初は様子を見ながら触らなければなりませんが、わしゃわしゃ触っても大丈夫です。
ラットは小さいうちから「ケンカごっこ」と呼ばれるじゃれ合いをしますが、それは比較的激しいもので知らない人が見たらケンカと見分けがつかないこともあります。
なので、”遊び”として手を使って追いかけっこごっこをしたりひっくり返してお腹をくすぐったり、わしゃわしゃ撫で回すことはラットにとっても自然なことなのです。
ただ、しつこくすることは良いことではありません。
「乗り気じゃないな」と感じたら止めましょう。
耳の裏は概ねのラットが喜ぶポイントなので、そこからわしゃわしゃしてみると良いでしょう。

一つ注意点としては、子供といえども誕生から荒い扱いをされたラットや人間に恐怖感を抱いているラットが中にはいます。
触って固まるのではなく、もう「フーッフーッ」威嚇をしてしまったり噛みつこうとしてくる子ですね。
そういう子の場合はまず美味しいものを手からあげる所から初め、「人間は怖くない」と教えてあげましょう。

馴れさせるときに使うオススメアイテムは「ラクトバイト」と「スタミノール」です。


どちらも「ショ糖、小麦胚芽油」からなる高エネルギーペーストです。
オススメする理由としては「奪われ難い」という点が大きいです。
飼い主に非常に近い場所で食べなければならず、強制的に距離が近くなります。

この二つは糖分が含まれていますので、食いつきはバツグンに良く馴れていない子にも持っているときはモテモテになるでしょう。
「ラクトバイト」は「乳酸菌」が含まれていますのでお腹に優しく、「スタミノール」は「砂糖」が含まれているので元気の無い時などのエネルギー補給にも使用できます。
ただ、優しい甘さとはいえ甘味のものです。
喜ぶからといって与えすぎは胃が荒れたり、おデブの原因になったりしますので限度をもって与えましょう。
オヤツを与えている時に徐々に触られることに馴らしていくと、比較的スムーズにいきます。

噛まれた時は?

噛む理由は様々ですが、噛まれた時は怒るときの言葉を決め息を強く顔に吹きかけた後にその言葉を言ってください。
こうすることにより”噛むことはいけないことだ”と理解します。
怒る時の言葉は何でも良いのですが、あまり普段から使う言葉は避けたほうが良いでしょう。
ちなみに、我が家は「シッ」と「駄目」を使っています。
噛まれた傷は水で洗い流して、深い場合はなるべく早く病院へ行きましょう。

絶対に体罰だけはしないように。
ラットに体罰はしつけにはなりません。
それどころか「攻撃対象」として認識されかねないので危険です。

とにかく興奮して収まらない。何かで止めないと危険だ。
と、いう時は「水スプレー」を使ってください。
霧吹きに水を入れておくだけで、そのままラットにかけるだけですが効果があります。
これは多頭飼いのケンカの仲裁にも使えます。
ただ、濡れたラットは極力拭かないとカビが生えてしまったり皮膚炎の可能性も出てきますので、馴れたラットでないと後のケアが大変です。

人間がビビらないことがベタ馴れへの一歩

触って固まるだけなら全然大丈夫です。
概ね触られることに慣れておらず、「なんだこいつ」と戸惑っているだけなので人間は「触ってさも当然」という具合にもみもみしてあげましょう。
人間側が不安感や恐怖感を持ってしまうとその気持ちはラットにも伝わります。
なるべくおおらかな気持ちで接してあげると良いでしょう。


ファンシーラットは順応性の高い動物です。
環境が変わってもすんなり馴染んでしまいます。
しかし、本当に心から落ち着けるようになるのは時間がかかります。
その子の性格にもよりますが、おおよそ完全に落ち着けるようになるまでは三ヶ月ほどと思ってください。
その間はちょっとの物音で起きてしまったり、落ち着かない行動が目立つかもしれませんが心配はありません。
毎日声をかけてスキンシップをとっていれば、気がついたら馴れているものでしょう。