ファンシーラットはアレルゲン

「可愛い」「飼いやすい」などのポジティブな情報が先行しやすい中、実際にお迎えする事を計画するのであれば知っておかねばならないネガティブな情報というものは存在します。
その中の一つに「ラットアレルギー」があります。

飼った後で後悔しないために

ラットの唾液・上皮・尿・組織・血液中にはアレルゲンが存在します。
これらはげっ歯類の中でも強いアレルゲンと言われており、接触したり吸い込んだりするとアレルギー性疾患(蕁麻疹のような肌荒れなど)や気管支喘息を引き起こします。
マスクの着用や薬で抑えることも出来なくはないですが、もし小さなお子さんに症状が出てしまった時のことを考えると何とも気の毒です。
アレルギー体質を持っているご家族・ご親戚がいる場合、また何らかしらの心当たりがある場合は実際にお迎えする前に念のために検査を受けることをオススメします。
ラットを取り扱っているペットショップや爬虫類ショップ・即売会などへ行って、触らせてもらうのも良いテストになるでしょう。


もし、最初は大丈夫であっても日が経つにつれてアレルギーが発生する場合もあります。
花粉症と同じようにキャパオーバーを起こすと発症することがあるのだそう。
ラットは猫並みと言ってもいいほど毛が抜け、舞い散ります。
筆者も日々ラットを揉み、ラットを吸い、ラットに顔を埋め癒されておりますが、明日は我が身かもしれないのです。
「飼い始めた後にアレルギーを発症したら、どうするのか」、飼い始める前から考えておくと良いでしょう。

ラットアレルギーはどこで検査出来るのか

子供の場合は”小児科”で対応してくれる場所が多いようです。
大人の場合は湿疹などの症状なら皮膚科・咳など呼吸器系の症状なら耳鼻科など症状によってかかる場所を変える様ですが、迷ったら内科でも大丈夫なようです。
病院によっても対応が違うでしょうから、まずは問い合わせてみるのが無難でしょう。

検査の費用ですが、症状の有る無しで”保険適用が効くのか否か”が変わってくるそうです。
保険適用の場合は数千円~と安く検査をすることが出来ます。

ラットにとっても飼い主にとってもより良い生活を送れるように

ラットに関わらず、アレルギーでペットを手放す人は少なくはありません。
程度によっては生死に関わる問題でもありますので仕方のないことではありますが、あまり褒められた事ではないでしょう。
後々出てきてしまうアレルギーは予想不可なものではありますが、事前にアレルギーを持っているのかどうかを調べることは可能です。
飼い主にとってもラットにとっても、悲しい未来を作らないために事前準備はしっかりとしておきたいものです。