ラットにも万能!ココナッツオイル!

少し前、ブームとなっていた「ココナッツオイル」。
当時、私は興味も何も無かったわけですが、色んな情報を漁っている内に「なんだかラットに良いらしい?」ということを知りました。
調べてみると驚きのメリットのオンパレード!塗って良し、食べて良しの正に字のごとく万能オイル!
これは確かにブームにもなるわ…とひとりごちた訳です。
さて、ラットにどう良いのか。とても効能が多いので、ジャンルごとに分けて見ていきましょう。

ココナッツオイル、ラットにどういいの?

– 皮膚と毛並み –
塗ったり、食べさせたりすることで効果を発揮します。

  • 強力な抗菌作用 – 真菌感染を防ぎます。カンジタ、カビなど。
  • 治癒促進 – 傷口を殺菌し、治りを早くします。軽い引っ掻き傷なんかはココナッツオイルを塗っておけばOK。
  • 様々な皮膚トラブルに – 湿疹、軽い切り傷・擦り傷、乾燥肌、虫刺され、ノミアレルギー、接触性皮膚炎および皮膚のかゆみを解消。
  • アレルギー反応を軽減
  • 毛並みが良くなる – 柔らかくツヤツヤになります。

– 消化器官 –

  • 消化・吸収を促進 – 人間がパンなどに塗って食べると逆に太ると言われているのはこのため。
  • 炎症性腸症候群および大腸炎など消化器疾患の治癒促進
  • 毛玉の排除や咳を助ける
  • 口臭を軽減または排除

– 免疫系・代謝・骨 –

  • 強力な抗菌作用 – 抗ウイルス作用、感染症や様々な病気を防ぐ。
  • 血糖値を安定させ、正常な甲状腺機能を保つ。
  • 糖尿病の予防、抑制。
  • ダイエット – エネルギーの代謝を活発にする。
  • 関節炎、靭帯のトラブルを助ける。

その他にも非常に深刻な状態の中毒・癌・糖尿病からの回復を助けたという報告もあります。(※ラットかどうかは不明。恐らく犬。NATURE PACIFIC – Animals and the Healing Power of Virgin Coconut Oilを参照)

なぜ、こんなにも効能があるのか?

ココナッツオイルは中鎖脂肪酸(MCFAs)が全体の約60%と非常に多く含まれています。
中鎖脂肪酸は一般の油に多く含まれている長鎖脂肪酸に比べて非常に水に馴染みやすいため体内で吸収・分解されやすく、一般的な油よりも4~5倍も速くエネルギーになります。
そして、中鎖脂肪酸が分解される時に合成される「ケトン体」が糖と同じく脳のエネルギーとなり、アルツハイマーなどボケ防止にも良いと言われています。
ラットの反応は現在未確認ですが、哺乳類であれば似たような反応を示すだろうとありましたので、何らかしら良い効果を期待できるのでは?と思います。

そして、様々な効能の多くはラウリン酸のおかげです。ココナッツオイルは自然界で最も多くラウリン酸を含んでいる食品と言われており、そのラウリン酸が殺菌作用・抗炎症作用をもたらし、免疫力を高めてくれます。

ココナッツオイルをたくさん含んだ食事を与え、ネズミの肝臓が脂肪肝になったという実験があることは有名ですが、これは水素化されたココナッツオイル(主に工業用で一般市場にはまず出回らない)を用いたために起こったことであり、天然のココナッツオイルであれば何ら問題はありません。
肝心の摂取量ですが、軽度のアレルギーも報告されていますので、最初はほんの少量から始めた方が良いかもしれません。
我が家は耳かき1杯くらいを毎日一回与えています。
ココナッツオイルはよく”ダイエットに使える”と言われていたりしますが、基本的にラットに使用する場合はその効果はあまり期待しないほうが良いでしょう。

どんなココナッツオイルがいいの?

ラットに与えるココナッツオイルを選ぶポイントは三つ

  • 未精製 – 精製されたものは高熱で処理され、有効成分がかなり少なくなります。漂白されていたりもするので、あまり好ましくない。
  • 非加熱 – 200℃を越えると、トランス脂肪酸が発生する可能性
  • 無農薬 – せっかく体に良い物をあげるのですから、もし残農があって害をなしていたら元も子もありません。

要するに、オーガニックのエキストラヴァージンココナッツオイルを買えばまず間違いありません!

オススメのココナッツオイル

よく「オススメのココナッツオイルを教えてください。」と聞かれるので、ココにリスト化しておきます。
正直上記の条件を満たすものであれば何でも良いと思っていまして私自身も色々とジプシーをしたのですが、今は全て”Nutiva”に落ち着いています。
理由はココナッツオイル自体のバリエーションが豊富なため、「もうNutiva一本でいっか。」となったからです。
よく通販のレビューでは一定数「酸化臭がする」という意見がありますが、これは保管環境により左右されるものですので、ある程度はギャンブルになります。なので、安心して返品処理してもらえるようなところから購入しましょう。


標準的なココナッツオイルでココナッツの甘い香りがします。
上のiharbのリンクは1.6Lの大容量のものですが、最初に購入する場合はバリエーションに小さいサイズがありますので、そちらから試すと良いでしょう。
食べさせて良し塗って良しの万能タイプ


ココナッツをクラッシュしたまんまのココナッツスプレッドという類の商品です。
純粋な油ではなくその他の色々も含まれたままですのでココナッツオイルよりもヘルシーな印象です。
実際にカロリーも低く、炭水化物や食物繊維・タンパク質やミネラル・ビタミンなども微量ではありますが含まれています。
個人的にはラットに食べさせるのならこちらをオススメしますが、不純物が多くリンスや軟膏のようには使い難く万能ではありません。
人間が食べても美味しいので、何かココナッツの風味をつけたい場合はこちらを使います。


精製タイプで無味無臭のココナッツオイルです。
ココナッツオイルを使っていると人間もヘアオイルや引っかき傷の軟膏として使用することもままあるのですが、どうにもココナッツ臭が嫌になってくる場合があります。
個人的には美容目的であればこちらをオススメします。
ザッと調べたところ、日本amazonでの小さいサイズはやたら金額が高いので、大きいものを買うかiharbから購入したほうがコスパが良いでしょう。


これはユニークな商品で”バター風味”のココナッツオイルです。
本気でココナッツオイル一本に絞ろうとしている方には良い商品かもしれません。
レビューは割と賛否両論です。
私の感想としては「バター気分を味わえるけど、本気でバターを欲している時には物足りない。」です。
私はこれなら太ろうと何だろうと本物のバターを食べます。
が、面白い商品なのでついでに紹介します。


ラットだけに摂取させようとする場合、ココナッツオイルは容量の多いものしかありませんが、大丈夫です。
というのも、ココナッツオイルは非常に酸化に強い油であり、冷蔵庫で保存しておけば年単位での長期間保存が可能です。
ラットに与え始めると同時に飼い主も少しづつ顔に塗ったり髪に塗ったりし始めたのですが、そこらへんのクリームや流さないトリートメントなんかよりもよっぽど良く、人間との併用もオススメです。(水なじみがいいのでベタつきませんし、主にふわふわと柔らかくなります!)様々なものをココナッツオイル一つで集約できるので、とてもヘルシーです。

ココナッツオイルの効能を知ってからというものの、twitterでココナッツオイル信者の様になってきていますが、この効能の量を見てもらえれば少しは分かって貰えるかなぁと思います。ただ、深い傷や重度のアレルギー、深刻な状態の症状が出た時はココナッツオイル!なんて言っていないで、真っ先に病院へ行きましょうね!

 

(資料)
Camarattery – coconut-oil
NATURE PACIFIC – Animals and the Healing Power of Virgin Coconut Oil
Boston Street Animal Hospital – 10 Uses For Coconut Oil For Pet Health
Wellness Mama – Benefits of Coconut Oil for Pets

rattit – Bathed rats in coconut oil for mites and their fur is sticking together. Worried about them getting cold.

OiliO – そもそも中鎖脂肪酸ってなに?