ファンシーラットとニンニク

小動物のみならず、ほとんどの動物において厳禁とされている「ニンニク」。
ニンニクはユリ科ネギ属の植物であり、赤血球を酸化させて溶血性貧血を引き起こす硫化アリルが含まれています。

こちらの記事を見て、あれっと思われた方もいらっしゃるのではないかと思います。

ねずみといっしょ
ファンシーラット 飼育情報総合サイト

そう、ラットが食べてはいけないものの中に「ニンニク」は含まれていません。
むしろ、少量与えることは推奨されているくらいです!

ラットにニンニクはどういいのか?

ラットが実験動物であることは有名ですが、幸運にもこんな実験データがあります。
Garlic hepatotoxicity: safe dose of garlic
ラットにおけるニンニクの安全な摂取量を調べた実験です。
これによると、体重1kgに対し 生のニンニク0.25gまでを毎日定期的に与えることは安全であると示されています。
(ちなみに0.5gとなると肝臓の損傷が認められています。)

ニンニクは「強力な自然の抗生物質」とも言われ、様々な効果があります。
主に使い方は治療というよりは予防という観点が大きいかもしれません。

  • 免疫力強化-ちょっと風邪っぽいかな?という時も効果があるようです。抗体産生を増加。
  • 抗細菌特性-悪い菌をやっつけ、良い菌を増やす。
  • 癌予防-抗酸化成分。黒ニンニクだとより抗酸化成分が高いらしい。
  • 心臓病予防-血液をサラサラに
  • コレステロールの排出を促す-ダイエットにも効果あり。
  • 脳を活性化-ペントキシフィリン 学習の速度アップが検証済み。
  • 肝臓を保護・解毒作用-肝毒性(肝臓の機能を下げる性質)を減少させることが分かっています。
  • 肺の血液の循環を助け、息を楽に-この効果を得るには生で与える必要があります。(効果のある物質アリシンが熱で壊れてしまう)
  • 脾臓のリンパ球を活性化
  • 関節炎
  • 寄生虫対策

などなど…

生で与えるのならみじん切り(空気に触れることで化学反応が起こり、抗菌力がアップ)、気軽に与えたいのならニンニクパウダーが良いでしょう。
ただ、生のニンニクは固体によっては嫌いな子もいるそうです。生のニンニクをあげる場合は直接ではなく、何かと混ぜて与えるのが良いかもしれませんね。
直接与えるのが何だか怖いけどあげてみたいという方にはニンニク入りのドックフードがオススメです。

優秀だけど注意点も?

とても優秀なニンニクですが、手術前の一週間や血が出ている時は与えないようにしてください。
心臓病のリスクを減らしてくれるデメリットとして、血液を固まりにくくするという性質があります

個人的には「常食させる」といった感じではなく、最近は「くしゃみなど風邪のひき始めの初期対策」として
活用していますが、特に”くしゃみ”に生すりおろしニンニクはかなり即効性があるように感じます。
倍量で肝臓損傷のおそれがある事と、細かいスケールが必須になってきますので、少し気軽に出来るものではないかもしれませんが、一回与え方を覚えると楽ですよ!
しかしながら、やはり風邪など病気には抗生物質が一番確実な方法なので、一日二日様子を見て状態が良くなっていないようなら直ぐに病院へ行きましょう。

(資料)
ニンニクの肝毒性:安全なニンニクの用量
ニンニクとアルファリポ補給はアルビノラットの免疫システムを強化し、殺虫剤の混合物の影響を軽減します。
フィトヘマグルチニン(PHA)におけるTh1 / Th2サイトカインにニンニクの消費量の効果は、ラットの脾臓リンパ球を活性化しました。
NDEA誘発ラットにニンニクとシリマリンの保護効果は、肝毒性
ニンニクはラットの肺の健康をブースト
物理的性能上の生のニンニクの効果とラットでの行動を学習します。
コレステロールやラードを与えたラットにおける脂質代謝に対するニンニクの効果。

治療的使用とニンニク、エシャロット、およびそれらの生物学的に活性な化合物の薬理学的特性
ニンニク:潜在的な治療効果の検討

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ラットフォーラム、ニンニク?
Shunamite免疫システムをサポートするために、ラットは、摂食